Excel Work Sheetの数式は関数を組み合わせて使うべき!

こんにちは、ちちくろです♪

Excelは表計算ソフト・・セルに数式を入力して使うととても便利     ですよね♪

特に繰り返し行う計算とかが・・とても楽になります・・。

Excelには関数というものがあり・・この関数を使用するともっと便利になります♪

関数を使用することで・・複雑な数式や、煩雑な数式を簡略することが出来てしまいます。

そんな便利なExcelの関数を複数組み合わせるともっと便利に・・。

Excelの関数・・なんか難しそう・・しかも複数組み合わせるって・・そう思っている方がいるかもしれませんが、Excelの関数を使用するのって・・結構簡単にできてしまいます。

ではどうやれば簡単にExcel関数を使用できるのか・・紹介しようかと・・。



関数を組み合わせる

Excelでは関数を組み合わせて使うのがベスト・・単独の関数でも便利なのですが・・中には組み合わせることでより便利に使える関数があります。

まぁ・・組み合わせる関数の相性とかもあるのですが・・。

相性の良い関数の組み合わせとして・・平均値を求めるAVERAGE関数と四捨五入ROUND関数の例をご説明しようかと・・。

AVERAGE関数

AVERAGE関数は平均値を求める関数・・。

沢山の数値の平均を一発で求めることが出来る・・とても便利な関数・・。

通常平均値を求める場合・・沢山の数値をたし算して・・数値の数で割り算するのですが・・。

AVERAGE関数を使うと・・数値が入ったセル範囲を指定するだけでOK!!

そんな便利なAVERAGE関数の使い方を説明しようかと・・。

AVERAGE関数の使い方

AVERAGE関数に限ったことじゃないのですが・・Excelで関数を使うには        【関数】リボンから【関数の挿入】を選べば簡単に使用できます♪

AVERAGE関数を使いたければ・・【関数の挿入】ダイアログから      【AVERAGE】を選択します♪

後は・・【関数の引数】ダイアログで数値を入力すればOK

数値を入力するにはセルの範囲を指定するのが便利・・数値の入力は・・数値1に10・・数値2に20と入力することが出来るのですが・・1つ1つ入力するのは面倒・・。

それなら・・データが入っているセルを指定するほうが良いかと・・。

沢山のデータの平均値を出したいのであれば・・データの入ったセルの範囲を指定することも可能・・これが一番簡単で便利ですよね♪

ROUND関数

ROUND関数は数値を四捨五入できる関数・・数値の桁数を調整するのにとても便利・・。

実は・・ROUND関数には3つの種類があります‥種類というか兄弟というか・・。

ROUND関数3兄弟は・・

  • 長男・・ROUND関数・・・・・数値を指定した桁で四捨五入
  • 次男・・ROUNDUP関数・・・・数値を指定した桁で切り上げ
  • 3男・・ROUNDDOWN関数・・数値を指定した桁で切り捨て

まぁ・・長男・次男というのは・・私が勝手に決めちゃったのですが・・。

ROUND関数の使い方

先のAVERAGE関数と同じように・・【関数】リボンから【関数の挿入】を選び【関数の挿入】ダイアログから【ROUND】を選択します♪

ROUD関数の使い方は        関数の引数に以下の条件を入力します。

  • 数値・・数値のもしくは参照先のセルを指定
  • 桁数・・四捨五入もしくは切り上げ切り捨てする桁数を指定

桁数を指定する時の注意点として・・整数を指定すると小数点以下の桁数を指定することに・・。

桁数に2を指定すると小数点2桁が指定されます・・。

小数点より上のけたを指定する場合は・・負の数値を入力する必要が有ります・・。

例えば・・10のけたを四捨五入したい場合は・・数値に-2と指定する・・といった具合・・。

関数の組み合わせ方

そこで・・AVERAGE関数とROUNDDOWN関数を組み合わせて使用してみるとどうなるのか・・。

例題としてパソコンでゲームを遊んだ時のフレームレートの平均値を計算することに・・。

パソコンでゲームを遊ぶときに・・ゲーム画面のフレーム数が気になりますよね・・フレーム数が少ないと・・ゲーム画面がカクカクに・・。

ゲーム画面のフレーム数は時間ごとに変化するので・・ゲーム時のフレーム数をログファイルで取得することに・・。

私の場合はNVIDIA Appというアプリで取得しています♪

詳しいことは割愛しますが・・NVIDIA Appというアプリを使えば・・ゲーム中のフレームなどの情報をログファイルで取得できます・・取得したログファイルはCSVファイルで指定したフォルダに保存される   ことに・・。

AVERAGE関数で平均フレームレートを計算

NVIDIA Appで取得したログファイルはCSVファイルなのでExcelで簡単に開くことが出来ます♪

開いたファイルには1行目に様々な項目が・・2行目以降には数値がずらりと並んでいます。

ここで注目するのはFPSの項目・・。

このFPSがゲーム画面のフレーム数・・セルC2~C329迄数値がびっしり・・この数値の平均を求めてみようかと・・。

最後の数値の下にあるC330のセルに【数式】リボンの【関数の挿入】でAVERAGEを選択します。

それだけで・・【数値1】にC2:C329が選択されているからそのまま【OK】をクリックすることに・・。

これだけでC2~C329までの数値の平均値が計算されるのですが・・計算された数値の桁が沢山に・・計算結果は73.87805これでは桁が多すぎます。

小数点以下を切り捨てたいですよね♪

ROUNDDOWN関数で小数点以下を切り捨て

小数点以下を切り捨てるためにROUNDDOWN関数を使用することに・・。

AVERAGE関数の数式が入ったセルC330の下のC331のセルを選択し・・。

【数式】リボンの【関数の挿入】でROUNDDOWNを選択します・・。

関数の引数ダイアログの・・数値にはC330を・・桁数には小数点以下を切り捨てるので0を入力すると・・。

C331のセルに表示される数値は73になり小数点以下が切り捨てられていますよね♪

これで、スッキリ!!

2つの関数を組み合わせた数式

平均値を計算するために・・2つのセルを使うのは・・なんだか・・。

そこで1つのセルで計算することに・・。

Excelの関数では引数に数値の代わりに数式を入力できます♪

もちろん関数を含む数式もOK

ROUNDDOWN関数の数式を加工

C:331のセルの数式は        “=ROUNDDOWN(C330,0)”というもの・・。

ROUNDDOWN関数の引数にあたる数値C330をAVERAGE関数の数式に置き換えることが可能。

C330の部分をAVERAGE関数に書き換えればよいのですが・・キーボードを打つのが面倒な人は・・コピペするだけで可能に・・。

コピペだけで完了

そのまま打ち換えても良いがコピペで楽をしようと思います・・。

C330の数式は”=AVERAGE(C2:C329)“・・この・・”AVERAGE(C2:C329)“をコピーして・・。

この時の注意点として・・数式の“=”は選択しないこと・・。

先ほどコピーした”AVERAGE(C2:C329)“をC331セルの”C330“の部分に張り付けます・・。

C331セルの数式“=ROUNDDOWN(C330,0)”の“C330”の部分を選択してペーストすればOK

するとC331セルの数式は”=ROUNDDOWN(AVERAGE(C2:C329,0)になります♪

上手くいったか試しにC330セルをクリアしてみると・・。

C330のセルをクリアしてもC331の数値は73のままなのでこれでOK



まとめ

Excelの関数を複数組み合わせることで・・できることがいろいろ広がります♪

Excelの関数は難しいと思っている方も多いのでは・・。

しかしコピペで数式を書き込めたら超楽に数式を作ることが可能に・・。

組み合わせる関数によっては・・ん?・・なこともありますが・・まぁここは関数の相性次第かと・・。

今後も用ブログで相性が良い関数の組み合わせや、簡単な数式の作成抱負などをご紹介していこうかと・・。

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