こんにちは、ちちくろです♪
私・・画像の美しさにひかれて黒神話;悟空を遊び始めたのですが・・画像が美しいゲームは・・パソコンのグラボに負担がかかってしまいます・・。
画像が美しいとそれだけ画像の処理が大変ということ・・グラフィックボードの価格が上がっていくのもわかるような・・。
過酷なグラフィックボードにさらなる受難が続きます・・それは・・レイトレーシング・・。
レイトレーシングとは・・パソコンで作成された画像を・・よりリアルにモニターに映し出す技術・・こうなってくるとハイエンドなグラフィックボードでないと処理が追いつきませんよね♪
私はパソコン購入当初は・・レイトレーシングを気にしないようにしていたのですが・・やっぱりレイトレーシングが気になりだしました♪
私の手持ちパソコンのグラフィックボードで・・どれくらいレイトレーシングを楽しめるのか・・ゲームのレイトレーシングを有効にしていろいろやってみることに・・。
私のパソコンのグラフィックボードはGe Force RTX3070Tiで・・一世代前のミドルレンジのグラフィックボード・・。
このグラフィックボードでレイトレーシングを有効にしてどの程度ゲームを遊べるのか検証してみました♪
目次
レイトレーシングとは
レイトレーシングって・・なんやねん?
レイトレーシングとはコンピューターが作る画像・・いわゆるコンピューターグラフィックスをよりリアルにする技術・・これをゲームに応用すると・・ゲームの画像がすごくリアルになるといいます♪
コンピューターグラフィックスで・・光の反射や屈折を表現することで・・グラフィックスをリアルなものに・・。
そのためには高性能なグラボが必要・・それは・・光の反射や屈折を計算するにはグラフィックスを作成するGPUに負荷がかかるから・・GPUはグラボに内蔵・・と言うよりも・・グラフィックボードそのもの・・。
静止画だと・・光の反射や屈折は一度計算すればよいのですが・・動画だと常に計算する必要が・・なのでグラボに大きな負荷がかかることになります。
そのため・・レイトレーシングはハイエンドのグラフィックボードのみ利用可能・・そう思っていたのですが・・今回一度試してみようと思たわけです♪
レイトレーシングの効果
レイトレーシングは・・水辺等のシーンで効果が期待できるかと・・それは・・光の反射を表現できるから・・。
水辺等では・・光を沢山反射してとてもキラキラしています♪
そんな状況なら・・レイトレーシングの出番となるわけですね♪
実際の画像で比べてみると・・。
レイトレーシングを無効の状態で、水辺でのゲームの主人公の画像では・・水辺の主人公の足元では・・水面の反射がありません・・。
しかし・・レイトレーシングを有効にすると・・ゲームの主人公の足元の水面が光の反射でキラキラと・・。
これがレイトレーシングの効果?
実際・・私もよくわからないのですが・・水面を歩くときの波紋による光の反射がとてもリアルに表現されていました♪
レイトレーシングのデメリット
レイトレーシングのデメリットといえば・・グラフィックボードに大きな負荷がかかること・・。
グラフィックボードにかかる負荷が大きいと・・ゲームの動きがカクカクに・・これはグラボに大きな負荷がかかるため一枚の画像を作成するための時間がかかるため・・。
ゲームや動画は・・少しずつ変化する画像を・・連続してモニターに表示させます・・。
一枚の画像を作成するのに時間がかかれば・・動画はコマ送りのように・・カクカクした動きに・・。
そのため・・高速に画像を処理するグラフィックボードが・・すなわち高性能なグラフィックボードが必要になるわけですね♪
で・・私が持っている・・一世代前のミドルレンジのグラフィックボードで・・レイトレーシングを有効にしてゲームを遊ぶことが出来るのか・・。
ゲームの動きがカクカクせずに・・どうの程度の画質を維持できるのか・・それを今回検証してみようかと♪
目標
どの程度まで画質を調整するのか検証するにあたって・・合格ラインを設定しようかと・・。
合格ラインに遠く及ばなければ・・レイトレーシングを無効のまま遊ぶことになるかと・・残念ですが・・。
レイトレーシングを有効にする・・しないにかかわらず・・ゲームは最高の画質で遊びたいものです・・。
しかし・・レイトレーシングでゲームを遊ぶのは・・とてもハードルが高いので・・レイトレーシングを使用する為の目標を立てることに・・。
目標を立てるための指標は・・。
- レイトレーシングの効果はどのくらい
- ゲームの画質はどのくらい
- 最低FPSはどのくらい
最低FPSはどのくらいハイエンドグラボを持っていない私は・・最高画質でレイトレーシングを有効にすることは不可能かと・・。
上記3点で・・妥協を探す必要が・・その妥協点を考えてみることに・・。
レイトレーシングの段階
レイトレーシングの効果は3段階・・。
- 超髙
- 中
- 低
アレ・・髙・中・低じゃないの・・一番上が超髙に・・思わずそう思ったのは・・私だけ?
中将3段階の評価なら・・髙・中・低となるはず・・それが最上位は超髙ということは・・中との間に大きな開きが・・まぁ・・いいか♪
取りあえず効果を比べてみると・・。
超髙は・・先ほどの画像で・・水辺に立つゲームの主人公の足元の光が実にリアルに表現されています♪
ブログの画像では少しぼんやりしていますが・・モニターに映し出された画像は・・キラキラと輝いて・・本当にリアル・・。
また・・水面を歩くときの波紋の光も・・とてもきれいに表現されていました♪
中は・・少しぼやけているが主人公の足元の水面の反射が表現されています・・画面をキャプチャー下この記事の画像と・・実際にモニターに映った画像は・・ほぼ同じ・・。
低にすると・・ゲームの主人公の足元の水面の反射が・・なくなってしまっています・・。
実際のモニターでも・・同じ・・。
そうなると・・レイトレーシングの設定は中以上ということに・・低だと効果が微妙・・これだといたずらにグラボに負荷をかけるだけという感じが・・。
画質
ゲームの画質設定は5段階・・。
- 最高
- 超髙
- 髙
- 中
- 低
比較画像を見てみると・・。
画質を落とすとコントラストが弱くなる感じ・・特に岩の苔の感じが最高画質と低画質では・・やはりかなり違うように感じます・・。
中設定だと・・低良いかは幾分ましかと・・。
ゲームの岩の苔の質感に感心していたら・・敵の攻撃を食らいまくってしまうので・・最悪の場合・・画質は低でも良いことに・・。
そんなこと言うのなら・・レイトレーシングも同じだろ・・そう思った方・・ゴメンナサイ・・。
まぁ・・今回はミドルレンジのグラフィックボードでレイトレーシングを使ってみよう・・いや使いたいということで・・。
画質については・・特にこだわらないが・・できれば中以上ということで・・♪
最低FPS
パソコンでゲームを快適に遊ぶには・・フレームレートは、60FPSは必要かと・・。
フレームレートとは・・1秒間に画像を何回切り替えることが出来る・・というもの・・。
通常・・動画の場合・・フレームレートが60以上あれば違和感がないとか・・。
ちなみに・・私のモニターはゲーミングモニターではないので・・リフレッシュレートは60Hz・・リフレッシュレートとは・・モニターが画像を切り替えるための周波数・・。
60Hzということは・・1秒間に60回画像を切り替えることが出来ます・・60FPSが一般的なので・・この数値はクリアしたいものです・・。
なので・・レイトレーシングを中以上の設定で最低フレームレートが60FPS以上を確保できる・・そんな設定を探すことに・・。
テスト方法
条件が決まったら・・今度は評価方法・・。
その前に・・私のパソコンスペックを・・。
- CPU・・・・・Ryzen7 5800X
- グラフィックボード・・・・GeForceRTX3070Ti
というもの・・。
評価方法は・・ゲームのスタートから雑魚キャラ2体倒す・・その時のフレームレートを記録する・・ということに・・。
最低FPSが60以上になるまで・・レイトレーシングの設定と画質の設定を変更して繰り返す・・そんな感じ♪
FPSの記録は Ge Force Experienceのパフォーマンス監視を使用・・これはログを記録中のFPSなどを指定したフォルダにCSVファイルで残してくれるもの・・詳細は後日・・。
ここで作成されたCSVファイルをExcelで開き・・平均FPSと最高FPSそして最低FPSを計算しようと思います♪
計算用のExcelテンプレートファイルも機会があれば・・。
レイトレーシング無効時
まずは・・レイトレーシングを無効にした状態で計測・・。
最高画質だと・・平均が40FPS・・最低が36FPS・・これ無理・・。
超高画質だと・・平均53FPSで最低が45FPS・・やっと条件を満たしたのが高画質♪
平均73FPS最低63FPSと合格
レイトレーシング無効の状態で・・これだとかなり厳しいかも・・。
レイトレーシング有効時
レイトレーシング有効設定では・・残念座柄全滅・・。
レイトレーシング超髙設定で・・画質設定が低でも・・最低FPSは22・・。
更に・・レイトレーシング中設定で・・画質設定が低でも・・最低FPSは37と悲惨な結果に・・。
このままだとレイトレーシングでゲームを遊ぶことをあきらめる必要が・・。
分からないことや・・困ったときはGoogleさんに聞くのが得策・・。
Googleで・・レイトレーシング・FPSで検索すると・・お0も白いものを発見♪
スーパー解像度
高負荷でもFPSを確保できる・・そんな技術がスーパー解像度・・。
これはGPUから出力する解像度は・・モニターの解像度よりも小さな画像を出力し・・それをモニターの解像度まで大きく引き伸ばして表示する・・そんな技術♪
スーパー解像度の種類には・・。
- DLSS Nvidiaが作った技術・・当然GeForceのみ
- FSR AMDが作った技術
- XeSS Intelが作った技術
といった感じ・・このほかにもあるのですが・・今回使えるのはこの3つ・・。
小さな画像を大きく引き伸ばすのなら・・画質は?・・そう思いますよね♪
確かに画質は劣化するのですが・・そのあたりは上手く補うようです・・その方法は・・分かりませんゴメンナサイ・・。
とにかく、実際の画像よりも小さな画像を作り・・FPSを向上させ・・その画像をあまり劣化させることなく大きく表示させるそんなことが出来るようです♪
最新の技術はDLSSで・・画質の劣化が一番少ないとか・・これはNVIDIAが開発したもので・・利用できるグラフィックボードは・・Ge Force RTXのみということに・・。
ところが私の環境ではDLSSが設定できないことに・・。
黒神話悟空のゲームはDLSS3.0に対応しているのですが・・DLSS3.0を利用できるのは・・GeForce RTX4000番台のみ・・私が所有しているRTX3070TiはDLSS2.0のみに対応しているので使えないことに・・。
仕方がないので・・一番ポピュラーなFSRで試してみることに♪
サンプリング解像度50%
スーパー解像度を利用するには・・
サンプリング改造を設定し・・これは今回50%に設定・・。
スーパー解像度の種類を設定・・今回はFSR・・。
フレーム生成をONにすればこれで完了♪
結果は・・レイトレーシングの設定が超髙は全滅・・画質設定を低にしても・・最低FPSは48・・。
しかし・・レイトレーシング設定を中にすれば・・画質設定を中にすると・・最低FPSは65に・・。
画質設定を低でも66FPSとその差は微々たるもの・・。
画質設定を髙にすると・・最低FPSは57・・実に惜しい感じ・・まぁ・・ワンッチャン画質設定髙でも行けるかも・・。
サンプリング解像度25%
スーパー解像度を利用して・・良好な結果に気をよくしたので・・今度はサンプリング解像度25%を試してみると・・。
レイトレーシング設定が超髙だと・・画質設定を低にしても最低FPSは45・・。
画質設定を中にすると・・最低FPSは66に・・これ・・50%とあまり変わりがない感じ・・。
サンプリング解像度50%は・・デフォルトの設定なので・・スーパー解像度を使うなら50%がお勧め・・そんな感じでしょうか♪
画質面ではスーパー解像度を使用しても特に不満は感じませんでした
決定した画質設定
色々試した結果・・決定した画質設定はこんな感じに・・。
- レイトレーシング・・・・ON
- レイトレーシング効果・・中
- 画質・・・・・・・・・・中
- スーパー解像度・・・・・FSR
- サンプリング解像度・・・50%
この設定でFPSは・・。
- 平均・・・・・67
- 最大・・・・・73
- 最低・・・・・65
次に気になるGPUの負荷は・・。
GPUの使用率
- 平均・・・・・90%
- 最大・・・・・91%
- 最低・・・・・89%
え・・100%いかないの・・?
それならもう少しフレームレートを上げてくれても・・そうしてくれたら画質ももう一段位上げれそう・・そんな風に思ってしまうかも・・。
GPU温度は・・。
- 平均・・・・・77℃
- 最髙・・・・・78℃
- 最低・・・・・77℃
といった感じで温度も安定しています♪
正直なところ・・GPUにはもう少し頑張ってもらいたい・・そう思ってしまいます・・。
今回・・NVIDIAのDLSSを使うことが出来なかったのが・・すごく残念・・。
特にDLSS2.0からDLSS3.0への進化は凄いそうな・・。
DLSS3.0を体験するにはRTX4000番台を購入する必要が・・チョット無理かな・・。