こんにちは、ちちくろです♪
Excelとは・・パソコン用の表計算ソフト・・表計算とは・・縦横に並んだ数字を・・たしたり・・引いたり・・そんな感じのソフトなのですが・・。
使いこなすには、セル参照が必須・・。
そこで、Excelのセル参照についてご説明しようかと・・。
Excelを使うにはセルに数式を入力する必要が有ります・・その際にセル参照を上手く使うことが出来ないと・・残念なことに・・。
Excelは計算するだけでなく・・同一のデータを抽出出来るし・・一定条件のデータを検索することもできます。
その際にも・・セル参照は必須なのでぜひ覚えておきたいものです♪
目次
Excelとは
先ほども言ったように・・Excelとはパソコン用の表計算ソフト・・何が出来るのかというと・・縦横に並んだ数値を・・たし算したり・・引き算したり・・計算することが出来ます。
そんな便利なExcelで、できる作業はというと・・見積書とか・・請求書といった仕事で必ず必要になる書類・・。
Excelの操作方法はぜひ覚えておきたいもの・・Excelを使うと・・日々の様々な日常業務で使うことが多い書類を素早く作成することが出来ます。
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セルに数式を書き込む
Excelには沢山のマス目があるので・・その升目の中に数式を書き込んで使用するのが一般的・・。
マス目の事をセルと呼びます・・セルに数式を書き込むには・・頭に【=】を付けて計算式を書き込みます・・例えば【=1+4】と書き込むと・・1+4は5なので・・数式を書き込んだセルには【5】が表されることに・・。
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セル参照を使った数式
Excelでセルに直接数字を使った計算式を書き込むのなら・・電卓使ったほうが速いような・・。
そこで・・セル参照を使った数式を使ってみることに・・どのように来るかというと・・。
セルB2に【1】を・・セルC2の【6】を入力し・・D3のセルに次の数式【=B2+C2】とセルに書き込むと・・セルD3に【7】が表示されることに・・。
これはセルB2の1とセルC2の6を足して7になるということ・・。
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セル参照の種類
Excelでセルを参照する方法は・・3種類あります♪
その種類は・・
- 相対参照
- 絶対参照
- 複合参照
の3種類・・。
それぞれの参照方法と特徴を解説していこうかと♪
相対参照
まずは・・相対参照・・。
先ほどのセルD3の数式をコピーしてセルE6に張り付けると・・セルE6には【0】が表示されることに・・何故か【7】になっていない。
そこで・・セルE6の数式を見てみると・・【=C5+D5】となっています・・。
元のセルD3から見ると参照しているセルB2とC2は・・セルB2は左に2つ上に1つ、ずれた位置のセル・・同じくセルC2は左に1つ上に1つ、ずれた位置のセルとなります。
そして・・セルE6の数式を見てみると・・【=C5+D5】となっており・・。
参照セルC5とD5は・・セルC5はE6から左に2つ上に1つ、ずれた位置で・・同じくセルD5は左に1つ上に1つ、ずれた位置のセル・・つまり数式が書きこまれたセルと参照先のセルとの位置関係が同じ状態ということに・・。
相対参照の場合・・数式が書きこまれたセルと参照先セルは位置関係が固定されます・・数式に書き込む方法は・・Excelの列のアルファベットと行の数字を並べて書けばOK♪
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絶対参照
今度は絶対参照について・・。
先ほどのセルD3の数式【=B2+C2】を【=$B$2+$C$2】に書き換えて・・コピーしてセルE5に張り付けます・・するとセルE5にはセルD3と同じ【7】が表示されることに・・。
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相対参照の説明の時は表示される数字が変わったのに・・今回は変わりません・・そこでセルE5の数式を見てみると・・【=$B$2+$C$2】とセルD3の内容と変わっていません・・。
これは・・参照先のセルを書き込むときに・・列を表すアルファベットと行を表す数字の前それぞれに$を入れることで・・参照セルが固定されるから・・。
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これを絶対参照といいます♪
参照先のセルを固定したい時は絶対参照を使うと・・数式がおかしなことになることを防ぐことが出来ます♪
複合参照
複合参照は相対参照と絶対参照を合わせたもの・・。
セルの位置を表す列・行のどちらかに$を付け足して使用します♪
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セルD3の数式を【=$B$2+$C$2】から【=$B$2+$C2】に書き換え・・セルD3をコピーしてセルD4からD8迄に張り付けると・・。
セルD4の数式は【=$B$2+$C3】に・・セルD5の数式は【=$B$2+$C4】という感じで・・$を付けていないC列の行だけが変化しています♪
更に・・セルC3・C4・C5それぞれに2・4・5と入力すると・・
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- D4のセルは【3】
- D5のセルは【5】
- D6のセルは【6】
セルB2の1とそれぞれがたし算されて表示されます。
列・行のどちらかのみに$を付けて固定したセル参照を複合参照といいます。
セル範囲の参照
数式によっては複数のセル範囲を参照する必要が有ることも・・特に関数などを使った場合・・セル範囲を三種する必要が良くあります・・。
例としてVLOKUP関数を使って説明しようかと・・。
VLOKUP関数は一覧表から必要なデータを取り出すのみとても便利・・私も良く使用した関数です。
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ここではD1からE8までの果物の品名と単価の一覧表から・・A1からB3の検索欄のA3のセルに品名を入力するとB3のセルに単価が表示される・・そんな表を作ってみようかと思います。
セル範囲を指定
VLOOKUP関数の数式は・・【=VLOKUP(検索値,検索するセル範囲,取り出す値,検索方法)という感じ・・。
セルB3にVLOKUP関数の数式を書き込むことに・・書き込む数式は・・。
【=VLOOKUP(A3,D2:E8,2,0)】という内容・・そしてA3のセルに【リンゴ】と打ち込むと・・リンゴの単価【80】が表示されます♪
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セルB3の数式で【D2:E8】の部分がセル範囲の指定にあたります。
セル範囲に名前を付ける
セル範囲を単純に指定しても良いのですが・・なんか・・そういう場合はセル範囲に名前を付けるとよいかと・・。
セル範囲に名前を付ける・・その方法は・・。
セル範囲D2からE8を選択して・・名前ボックスに【果物】と打ち込めばOK
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後は・・セルB3の数式を変更する必要が・・現状の数式【=VLOOKUP(A3,D2:E8,2,0)】を【=VLOOKUP(A3,果物,2,0)】に変更すればOK
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セル範囲を指定している部分をセル範囲の名前果物に変更するだけで・・セル範囲を指定できます。
これだとわかりやすくてよいですよね♪
テーブルを指定する
Excelには・・テーブルというものがあります・・。
テーブルとは・・データの管理や分析をやりやすくする機能・・特に、テーブルを使用するとデータの管理がしやすくなるのでお勧めです。
どのように便利になるのかというと・・先ほどの果物の価格表に増減を加えた場合・・それが反映されることに・・。
果物の価格表に新たにキーウイ・320を追加した場合・・A3のセルに【キーウイ】と入力すると・・セル範囲名【果物】はセルD2からE8の範囲なのでVLOKUP関数がキーウイを見つけることが出来ない・・。
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テーブルの使い方
このような場合テーブルにしてしまえば解決・・では・・テーブルを作成するにはどうすれば・・。
まずテーブルにしたいセルの範囲を選択する・・今回はセルD1からE8を選択することに・・。【挿入】リボンの【テーブル】をクリック
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すると・・テーブルの作成が表示されるので・・【OK】をクリック・・この時【先頭行をテーブルの見出しとして使用する】にチェックしておきましょう・・。
初期値ではチェックされているはずなのですが・・外れていたらチェックしておきましょう。
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これでテーブルが作成されたのですが・・テーブルの名前をわかりやすいものに変更しておきます♪
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テーブルを試してみる
まずはセルB3の数式を変更
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数式のセル範囲を変更します・・具体的には・・【=VLOKUP(A3,果物,2,0)】を【=VLOKUP(A3,果実,2,0)】に変更すればOK
次に表の9行目にキーウイ・320を追加する・・そしてA3セルに【キーウイ】と入力するとB3のセルに【320】が表示されることに・・。
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テーブルを使用すると・・データを増やしても・・何もせずに反映されるのでとても楽です。
まとめ
Excelで数式を作るならセル参照を使うべし ・・。
セル参照には
- 相対参照
- 対参照
- 複合参照
上記の3つがあり・・。
相対参照は数式が書きこまれたセルによって・・参照先のセルが変わる・・。
絶対参照は・・参照先のセルの位置が固定される・・。
複合参照は列・行のどちらかを固定できる。
そして・・関数等でセルの範囲を指定する時は・・参照する表をテーブルにしておくと・・データの管理が楽にできる。
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