こんにちは、ちちくろです♪
前回・・IF関数とISBLANK関数を使いB列を非表示にして項番を自動で購入する方法を説明したのですが・・今回はCOUNTA関数を使ったやり方を説明 仕様かと・・。
COUNTA関数を使うと・・B列を非表示にする必要がないので・・とてもスマート・・。
まぁ・・どちらも一長一短はあるのですが・・。
この方法も以前に記事にしていたのですが・・今回はより詳しく書いてみたいと思います♪
定年退職後・・我が家のパソコンはゲーム以外に使うことは無かったのですが・・今回久しぶりにExcelで試行錯誤してしまいました・・。
そのため・・わかり辛いかもしれませんが、その点はご容赦いただければ幸いです♪
目次
セル参照
COUNTA関数の説明をする前に・・セル参照について説明したいと思います・・Excelで数式を書こうと思うと・・セル参照は必ず必要になります。
なぜなら・・Excelの数式は、関数に限らずセルの数値に対して計算されることが前提となります。
そのためセルの参照方法はぜひ覚えておきたいものです。
セルの参照には
- 相対参照
- 絶対参照
- 複合参照
以上の3種類あります。
以降でそれぞれについて細かく説明してみたいと・・。
相対参照
相対参照は数式が書かれたセルと、参照先のセルの関係が常に同一の参照となります・・。
書きこむ方法は・・普通にセルの座標を指定する・・【B2】というように書き込みます。
何故相対なのかというと・・具体的には説明します♪
まず以下のようなワークシートがあるとします。
B2のセルに【2】が・・B3のセルに【4】が入力されていたとしましょう。
A1のセルに数式【=B2*2】と書き込むと・・A1のセルには【4】が表示されます・・。
これはA1のセルの数式が・・B2のセルの値【2】に2をかけるというものだから・・。
そこで・・A1のセルをコピーしてA2に張り付けると・・。
A2のセルには【8】が表示されます。
そして・・A2のセル内の数式を見てみると・・【=B3*2】となっています。
相対参照とは数式を書き込んだセルと参照先のセルとの位置関係が同一に保たれるということに・・。
数式を書き込まれたセルが移動やコピーされても・・参照先のセルとの位置関係は保たれるということですね♪
絶対参照
絶対参照は参照先のセルが常に固定されます・・参照セルの指定方法は【$B$2】と記載します・・。
ここで・・A1のセルに【=$B$2*2】と書き込むと・・A1のセルの数式をどこに移動しても・・またはコピーして張り付けても【4】が表示されます・・。
移動したセルの数式を見てみても・・【=$B$2*2となっています。
絶対参照で指定したセルの位置は・・数式が書きこまれたセルが移動しても・・コピーしても内容が変わることがなく同じセルを参照します。
参照先のセルが固定されるので絶対参照というわけですね♪
複合参照
複合参照は相対参照と絶対参照を合わせた参照方法・・。
セルの表示方法は・・例えばB2のセルの場合・・【B2】と書き込みますが、その意味は・・
・B・・・列
・2・・・行
といった感じ・・。
これはどちらか片方を固定することが出来ます。
例えば・・参照先セルの記載を【$B2】と書くと・・
B列は固定され・・行が参照元セルの位置により変化することに・・。
相対参照と絶対参照を組み合わせたものが・・複合参照となります。
セル範囲の指定
関数によっては一つのセルを指定するのではなく・・セルの範囲を指定することもあります。
そのような時は【A1:A20】と書き込みます・・これは・・A1からA20のセルを参照するということになります♪
これを絶対参照で表すなら・・その記載は【$A$1:$A$20】と・・。
わらに・・複合参照の場合は【$A$1:A20】と記載することになります。
この場合参照先セルの起点はA1で固定され・・終点は数式が書きこまれたセルによって変化することになります。
COUNTA関数を使う
今回の項目番号を表示させるには・・COUNTA関数を使います♪
そこでCOUNTA関数の使い方を説明します。
COUNTA関数とは・・指定したセル範囲の空白以外のセルの数を返してくれます・・。
関数の書き込み方法は”=COUNTA(セル範囲)”となります。
COUNTA関数ではセル範囲を指定する必要が有ります♪
このCOUNTA関数を使ってB列のデーターが入っている(空白でない)セルの数を番号として使用しようと思います。
COUNTA関数のセル参照
先ほどご説明したように・・COUNTA関数のセル参照は、セルの範囲を参照することになります。
項目番号を表示させるには・・以下のようにする必要が・・。
A1のセルに”=COUNTA(B1:B1)”・A2のセルに”=COUNTA(B1:B2)”・・・・・というように
これだと・・すごく面倒ですよね・・。
複合参照を使おう
そこで登場するのが・・先ほど説明した複合参照・・。
全てのA列のセルに数式を書くのは面倒なので・・複合参照を使うことにしましょう。
その方法は・・A1のセルに”=COUNTA($B$1:B1)”と記載します。
その後・・A1のセルをコピーして・・必要なA列のセルに張り付ければOK
これで、沢山のセルに数式を書き込む必要が有りません♪
不要な番号を非表示に
しかし・・このままだと不要な番号が表示されてしまうことに・・。
品名が記載されていない行にも番号が表示されてしまいます。
このままだと・・見にくくてたまりませんよね・・そこで、不要な番号を非表示にします。
その方法を以下にご紹介します♪
IF関数とISBLANK関数
Excelの関数にIF関数とISBLANK関数があります♪
IF関数とISBLANK関数については全開で説明していますので此方では割愛します。
前回の記事をご覧になっていない方は・・こちらを
IF関数とISBLANK関数を使って不要な番号を非表示にするには・・。
ISBLANK関数でB列のセルが空白か銅貨を判断し・・IF関数で・・空白ならば非表示に・・空白でなければCOUNTA関数で番号を表示させます。
具体的に
A列のセルに・・IF関数とISBLANK関数・・そしてCOUNTA関数を使って数式を記載 “=IF(ISBLANK(B1),””,COUNTA($B$1:B1))
この数式の意味は・・
IF関数 は・・もし、ISBLANK関数 B1のセルが空白なら・・A1の表示は空白に・・B1のセルが空白でなければ・・COUNTA関数 空白でなければB1からB1までの空白でないセルの数を表示する・・。
というもの・・。
これなら・・B列にデーターが入っていない行のA列のセルは空白にすることが出来ます。
まとめ
Excelのワーク使途に自動で小判を付けるには・・COUNTA関数を使い・・更にIF関数とIVBLANK関数で不要な項番を非表示にするとスッキリすることが出来ます。
前回に紹介した・・IF関数とISBLANK関数のみでB列を非表示にする方法よりもスマートにできるかも・・。
しかし・・前回の方法も・・悪いことばかりではありません。
前回の方法だと・・工夫次第でさらに便利にすることが出来ます♪
本来・・この話題は2回で終わろうと思っていたのですが・・前回の方法で工夫する方法をご紹介します。
次回は、Excelで項目番号を自動購入-その3-を公開予定とします、IF関数とISNLANK関数を使いB列を非表示にする方法で・・さらに工夫しより便利に活用する方法をご紹介したいと思います。
今回の記事の内容は、私が個人的に試した内容なので、皆さんがお試しになる場合は自己責任でお願いします。
YouTubeに説明動画をアップしました・・よろしければこちらもどうぞ♪